東京で開催されるダイヤモンドオークション

日本産のダイヤモンドは関心が高く、オークションが東京だけではなく香港などでも開催されるようになる

東京では、定期的にダイヤモンドのオークションが開催されています。

オークションには常時50社ぐらいが参加。
その中でインドやイスラエルなどの海外の業者は40%ぐらいを占めます。

特に資金力の高いインドの宝飾会社が力を持っており、オークションの落札額は億単位。

以下に例を挙げると、

2014年6月下旬に東京都台東区で開催されたダイヤモンドオークションでは、落札総額は4億1千万円。
最高額の1億1千万円で落札したのはインド人の宝石商です。7千万円で落札した2番手もインドの会社です。5千万円で落札した3番手もインド の会 社でした。
日本の宝の山にインド資本が集まっている一つの例です。
参考:2014年8月6日 日本経済新聞


2014年9月に香港で日本の還流品ダイヤモンドのオークションが開催された。
落札総額は24億円で過去最高となった。
参考:2014年10月21日 日本経済新聞

日本産のダイヤモンドは関心が高いため、オークションが東京だけではなく香港などでも開催されるようになりました。

また、こういった日本産ダイヤモンドへの関心は、ダイヤモンドバイヤーの間だけではなく一般の消費者にまで浸透しています。

日本最大の宝飾の街である東京都御徒町では、外国人観光客がたくさん来店するようになりました。
外国人の来店客は毎年2割ずつ増加しています。
http://asia.nikkei.com/Markets/

購入するのは中国人観光客や東南アジアからの旅行者が多いです。

御徒町は、宝石卸業者が小売店舗を運営しているため、価格がとても安い。

そのことを外国人観光客はよく知っています。

安いといっても、購入していくダイヤモンドの価格は100万円以上のものばかり。
その高額なダイヤモンドが、とても良く売れるのです。

御徒町の宝飾店では、偽物のダイヤモンドを買わされるようなことはない。

こういった本物のダイヤモンドという安心感も日本産ダイヤモンドの価値を高めている大きな理由の一つ。

ダイヤモンドは「何を買うか」よりも「誰から買うか」が非常に大事なポイントなのです。

日本市場の縮小

日本の宝飾小売り市場は、1991年に3兆200億円でしたが現在では9600億円まで縮小。

日本のダイヤモンド販売業者は、縮小していく日本市場でダイヤモンドを販売するのではなく、拡大する海外市場でダイヤモンドを販売するビジネスモ デルに変更する必要があった。

これが、日本産ダイヤモンドが世界中に販売されるきっかけとなるのです。

この日本の箪笥に眠るバブルの遺産の流出は、まだ始まったばかりです。

このバブルの遺産を手に入れるために東京や香港で激しいオークションが行われているのです。

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